2008年5月29日木曜日

Cold Stone


 私たちの月に一度の楽しみは、アイスクリーム。市内に Cold Stone Creamery というお店があり、ここには行くだけでワクワクするような、色んな種類のアイスクリームとトッピングがあります。客層も家族連れから若者カップル、渋いスーツを着た男性までいて、とてもカラフルです。
 今回私たちが注文したのは、スイートクリームとチョコレートのアイスクリームにブラウニーを混ぜてもらったもの。お店の名前の通り、冷やした石の上で混ぜてもらうのです。値段が少し高め(Mサイズで$3.99)なのと、こんなにこってりしたデザートを頻繁に食べては身体によくないと思い、「月一(つきいち)ルール」を決めました。
 二人でひとつのアイスクリームを食べながら、次はどんな組み合わせにしようか話し合うのもまた楽しみです。ブラックチェリーとチーズケーキのアイスクリームにグラハムクラッカーを混ぜても美味しそうだし、コーヒーとシナモンのアイスクリームにアーモンドを入れても美味しそう。こういう時の私たちは、きっといい顔しているに違いありません。

2008年5月23日金曜日

バス通勤

 エリックの足の石膏が外れて自分で運転して出かけるようになり、私のバス通勤が始まりました。とは言っても、できるだけ送り迎えをしてもらうので、週に1度片道だけの利用になります。乗るときに料金を前払いし、降りたい停留所が近づいてきたらブザーを鳴らして運転士に知らせる方法は、日本と同じです。いつもの通りも、バスの窓から見ると違った景色に見えるのは、気のせいでしょうか。
 アメリカでもガソリン価格が上昇し続けています。義父は通勤用の車をハイブリッドカーに買い替えました。間接的には、食料品も少しずつ高くなってきているし、郵便料金もこの3年間で3度値上がりしました。自分の都合で自由に車に乗るのは、とても便利なこと。でも、家計だけでなく環境のことも考えたら、これまで当たり前だったこと―1人1台の車―を見直すのは、まだ遅すぎるわけではないと思います。
 この季節は外を歩くことも気持ちいいので、今はこんな風に言いながらも、冬になったら、やっぱり車を手放せなくなるのだと思いますが…。
<物価ご参考>
バス近距離片道料金:$1.50
レギュラーガソリン1ガロン(3.785リットル):$3.99
国内普通郵便:42¢

2008年5月17日土曜日

季節限定


 前回、花粉症のことを書きながら、どうも背中がぞくぞくするので熱を計ってみたら、38度もありました。花粉症と同時に風邪をひいていたようで、先週末は家事もほどほどに大人しく過ごしました。風邪をひくとすぐに発熱してしまう私ですが、唯一の救いは食欲の無くならないこと。(笑)栄養のあるものをしっかり食べてぐっすり眠れば、数日で調子が戻ってきます。
 今の季節は新鮮な苺がスーパーで安く手に入るので、毎週必ず買ってきます。ビタミンCの豊富な苺はそのままでも美味しいし、バニラアイスの上に並べてチョコレートソースをかければ立派なデザートに。そして、わが家では季節限定の味わいとして、ミルクシェークを作ります。苺と牛乳とプレーンヨーグルトにはちみつを少し加えて、ミキサーで数十秒。冷凍庫には、去年摘んだブルーベリーとブラックベリーがあるので、これらを凍ったまま加えれば、半シャーベット状の仕上がりになります。これが私たちの朝食です。
 さて、今日は午後の出勤の前に、家の掃除をしておきましょう。

2008年5月9日金曜日

花粉症

 今年も始まりました。毎年5月6月と一番気候のいいときに、天気が良ければ良いほど、症状が重いのです。今日は久しぶりに同僚のサラさんとアフター5の予定があったのですが、あまりのひどさに約束をキャンセルさせてもらうことになりました。
 さて、今週の火曜日にエリックの足の石膏が外れました。ただ、すぐに骨折する前と同じように歩けるわけではありません。実はちょうど引越した頃、この夏エリックが遠方で仕事(単身赴任)をするという計画があり、もし実現していたら明後日の出発予定でした。他の心配事もあり結局あきらめてもらいましたが、彼の歩く姿を見ると、やっぱり無理だったと思います。
 テレビの天気予報でも、日本と同じように花粉情報を発表しています。今の季節のバッファローでは、樫の木・メープル(楓)の木などが花粉を飛散させているそうです。

<私の好きな一節>
「神よ、われに平静を与えたまえ
変えざるものを受容するために。
変えうるものを変える勇気と
その相違を悟るための知恵とを。」
D.カーネギー『道は開ける』より

2008年5月5日月曜日

タコス


 今日は日本ではこどもの日。アメリカのカレンダーに慣れてしまったので、ゴールデンウィークのことはすっかり忘れていました。バッファローでは桜が半分散ったところで、まだ春という感じがありますが、日本はもう初夏の陽気でしょうか。
 5月5日にこだわって、今日のわが家の夕食はタコスとコロナビールにしました。このメキシコ料理を自分で用意するようになったのは、アメリカに来てからのことです。スーパーでタコスを作るための材料がパッケージで売られているので、とても簡単。牛ひき肉を炒めたものとチーズやアボカドなどを、小麦粉の皮で包んでいただきます。日本の手巻き寿司と同じ感覚でしょうか。
 Cinco de Mayo(シンコ・デ・マヨ:スペイン語で5月5日の意味)とは、メキシコの歴史に基づいた記念日だそうです。バーやレストランでは、きっと大騒ぎしているに違いありません。移民の多い合衆国では、色々な国や宗教にちなんだお祭りがあります。こうした料理や家々の飾りつけなどにもひとつずつ意味のあることを知れば、こちらでの生活をもっと深く楽しんでいける気がします。