2008年5月5日月曜日

タコス


 今日は日本ではこどもの日。アメリカのカレンダーに慣れてしまったので、ゴールデンウィークのことはすっかり忘れていました。バッファローでは桜が半分散ったところで、まだ春という感じがありますが、日本はもう初夏の陽気でしょうか。
 5月5日にこだわって、今日のわが家の夕食はタコスとコロナビールにしました。このメキシコ料理を自分で用意するようになったのは、アメリカに来てからのことです。スーパーでタコスを作るための材料がパッケージで売られているので、とても簡単。牛ひき肉を炒めたものとチーズやアボカドなどを、小麦粉の皮で包んでいただきます。日本の手巻き寿司と同じ感覚でしょうか。
 Cinco de Mayo(シンコ・デ・マヨ:スペイン語で5月5日の意味)とは、メキシコの歴史に基づいた記念日だそうです。バーやレストランでは、きっと大騒ぎしているに違いありません。移民の多い合衆国では、色々な国や宗教にちなんだお祭りがあります。こうした料理や家々の飾りつけなどにもひとつずつ意味のあることを知れば、こちらでの生活をもっと深く楽しんでいける気がします。