2009年10月28日水曜日

懐かしい顔


 週末に、以前住んでいたアパートの隣にあるバッファロー精神病院を訪れました。病院に用があったわけではなく、旧事務棟・病棟の建物について学ぶツアーに参加したのです。Richardson Towers(リチャードソン・タワーズ=俗称)は、変わらぬ姿でそこに立っていました。
 高校時代の友だちから、久しぶりにメールが入りました。同窓会や部活のOB会があり、出席できなかった私のことを思い出してくれたそうです。そして、同級生の一人が国会議員になったことを知らせてくれました。
 10代や20代の頃は、自分でも何を考えていたのかよく分かりません。その時の感情で駄目にしてしまった友情がいくつか思い当たります。せっかく縁があって時間を共有し、お互いの心に温かいものを感じられた相手を、なぜもっと大切にできなかったのでしょうか。本当に悔やまれてなりません。
 建物も友情も、夢と希望の勢いをもって築くことができます。でも、肝心なのは、どう維持し発展させていくかではないかと思いました。どちらもかけがえのない、自分の財産なのだから。