2009年12月7日月曜日

法案否決


 先週のニューヨーク州議会で、同性同士の結婚を認める法案が否決されました。同性結婚は、アフリカ・ヨーロッパの国々や、米国内でもマサチューセッツ州・コネチカット州など複数の州で、すでに認められています。また、従来の結婚とは区別した「パートナーシップ法」を認める国や州もあります。時代の先端を走っている印象のニューヨーク州が今回の結論を下したことは、少し意外に思いました。
 米国内では近年、性的指向による差別(同性愛者に対する差別)が頻繁に話題になっています。肌の色が何色であっても、平等に社会的権利を与えられるように、異性愛・同性愛に関わらず、愛し合う者同士の結婚を認めるべきだ、という意見を支持する人が増えているようです。いずれ支持派が多数を占める日が来るのでしょう。
 私個人としては、愛し合うという関係に必ずしも性的関係が含まれているとは思いません。人生を共に過ごしたいと思う相手が同性であっても、そんなに変なこととは思いませんが、いかがでしょうか?こういう話題は、日本ではまだタブーなんでしょうか? 

写真:10月12日の風景と比べてみてください。すっかり冬になりました。