2010年1月18日月曜日

冬のナイアガラ


 友だちで同僚のサラと一緒に、思い出を作ろうということで、ナイアガラの滝を見に行くことにしました。昨日は朝からすっきりしない曇り空。バッファロー市内を抜ける頃には霧が気になり始めました。なんとか国境を越えてカナダ側に到着したものの、視界が悪くて滝は全く見えません。「Niagara Fogs(ナイアガラの霧)を見に来たんだっけ?」そんな冗談を言いながら、2人でぶらぶら歩きました。
 祝日の今日は、甥っ子姪っ子とデートでした。朝迎えに行って、まずはデニーズで朝食。その後、ジャッキー・チェンの子供向けスパイ映画を観ました。これまで何度も一緒に食事はしたけれど、3人で出かけるのは初めてだったので、ちょっと新鮮でした。今日は子供たちから解放された義姉夫婦も、喜んでくれたようです。
 こんな風に意識的に行動すれば、しっかり記憶に残る思い出を作ることができるでしょう。でも、後からじんわり懐かしくなるのは、なんでもないような毎日の生活の中で交わした会話とか、いつも窓から見えていた風景とか、そういうものなんじゃないかなと思います。

写真:ナイアガラの滝。もう帰らなくてはならない頃になって、霧が少しずつ晴れてきました。もっと寒い日が続けば、滝全体が凍ることもあるようです。