2008年1月17日木曜日

逆輸入


 実は年末から準備を始めていたのですが、今月から日本語を教えることになりました。バッファローは金沢市と姉妹都市。私の勤める博物館の裏には日本庭園もあり、日本文化紹介のイベントがあれば大勢の人が集まるというのに、「日本語を習えるところがない」という話をちらほら聞いていました。同僚にも以前から興味を示していた人が2人いたので、ひとつ無理のない範囲で始めてみることにしました。とりあえず、近所のカフェで週1回。他に親子1組の申し込みがあったので、生徒4人でスタートです。
 先週の木曜にオリエンテーションを兼ねた第1回目の授業を開き、まず、どんな目的をもってどう授業を進めるかを話し合いました。当面の目標は、①ひらがな・カタカナ読み書き、②挨拶~基本会話、を2ヶ月でどこまでできるかやってみること。皆、日本人から習うのは初めて。私も教えるのは初めて。慣れない者同士が、手探りながら真剣にやってみようという意志を確認することができました。今夜は2回目の授業です。
 さて、写真は、同僚・良き友人であり、今回私の生徒になってくれたサラさんからのプレゼントです。千代紙を使ったネックレスは、なんと手作り。ラッピングも、和の素材を取り入れて、とても素敵に仕上げてくれました。このように、日本の言葉と文化を別角度から見ることにより、新たな発見があることは間違いなさそう。面白いことは、このブログでも、どんどん紹介していきたいと思います。ちょっとした文化の逆輸入といえるでしょうか。