2009年6月7日日曜日

女三人


 この間の日本語教室は、モーリーンの息子アジュール君が欠席だったため、サラと私とで三人だけでした。教科書を開きながらも、あれこれ話題が持ち上がり、ほとんど授業になりませんでした。女性が三人集まったら、こんなものでしょう。
 知り合った頃は、いくつか単語を知っているだけだった生徒たちも、今では日本語で挨拶を交わします。自分の名前も書けるし、日付や時刻も言えるようになりました。日本に来たら買い物や食事を楽しめるよう、オーダーやお金のやり取りも練習してきました。
 今月中には、こちらで知り合った日本人女性にお願いして、お茶会のフィールドトリップ(野外授業)を計画しています。普段も机の上の勉強だけでなく、ビデオを観たり歌を紹介したり、日本文化の色んな面を紹介するように心がけています。単語を沢山覚えてもらうことよりも、日本に興味を持ち続けてもらうことが目標。私の帰国まで時間が限られているからこそ、一緒に過ごせる内に精一杯を伝えたいと思います。