日曜の午後、美術館の外で無料のジャズコンサートがありました。地元新聞社の主催で、毎年数週間にわたって開かれるのです。7月にしては気温が低く、はっきりしない天気の一日でしたが、それでもかなりの人出。雨傘と敷物を持って出かけたら、同じく一人で来ていた博物館の同僚にばったり会い、バンドのよく見える場所に並んで座りました。
ジャズを好きになったのは、20代の頃。時どき訪れていた名古屋のバーで、いつもジャズがかかっていました。居酒屋とは一線を画す落ち着きがあり、世間知らずの若者が客として認めてもらうまでには少し時間のかかるような店でした。でも、一旦受け入れてもらったら、我が家のよう。低く流れる音楽が耳に心地よく、つい長居してしまうのでした。
昼と夜、広場とバーでは、同じ曲も違って聴こえます。でも、音楽には、それを聴いていた頃の記憶を呼び覚ます力があります。こんなバッファローでの一コマも、いつかジャズを聴いて思い出す日がくるのでしょう。
ジャズを好きになったのは、20代の頃。時どき訪れていた名古屋のバーで、いつもジャズがかかっていました。居酒屋とは一線を画す落ち着きがあり、世間知らずの若者が客として認めてもらうまでには少し時間のかかるような店でした。でも、一旦受け入れてもらったら、我が家のよう。低く流れる音楽が耳に心地よく、つい長居してしまうのでした。
昼と夜、広場とバーでは、同じ曲も違って聴こえます。でも、音楽には、それを聴いていた頃の記憶を呼び覚ます力があります。こんなバッファローでの一コマも、いつかジャズを聴いて思い出す日がくるのでしょう。