2009年4月9日木曜日

誇り


 こちらの友達と話しているときに、日本の天皇制について聞かれました。予備知識のほとんどない人に説明するのは難しいことですが、それ以前に自分がどこまで分かっているのか、冷や汗をかいてしまいました。こんな答えで良かったかどうか…。
「天皇というのは日本国民の象徴であって、政治的な権力はないんだよ。国を代表して友好を深めるために外国を訪問したり、日本国内でも災害時などには国民を見舞ったりされているよ。昔から天皇家の血を引く男子が後継することになっていたけれど、これは見直しを迫られている。」
 両陛下が金婚式を迎えられるそうです。記者会見の内容を読み、夫婦としてのお互いに対する思いやりには一個人として心を打たれ、国の伝統に対する考え方、またその豊かな表現力には感服しました。そして、まだまだ勉強は足りませんが、自分が日本人であることを改めて誇りに思いました。

写真:バッファローの日本庭園
 

2009年4月4日土曜日

未来


 エリックとは毎日Skype(スカイプ)で話しています。これは無料で利用できるインターネットのテレビ電話です。こちらのパソコンにはカメラがなく、エリックは私の顔を見ることはできませんが、向こうにはカメラがあり、私は彼の顔を見て話すことができます。
 昔、アニメの『ドラえもん』でテレビ電話を見たときに、「そんなものができたらいいな」と思ったことを覚えています。30年前の目で見たら、今の時代は未来そのものなのでしょう。私たちが夢を描けば、今日は不可能に思えることも、30年後には叶うかもしれません。
 最近読み始めた本に、こんなことが書いてありました。「夢や目標を紙に書き出し、いつも目に触れるところに貼っておくと実現する」と。目標を常に目にすることで意識を高めていると、自分でも気付かないうちに情報を収集してアイデアを組み立て、行動に移っていくということです。私も心に願っていることを書いて、家のどこかに貼ってみようと思います。

2009年3月29日日曜日

春の雨


 花壇には水仙とチューリップの芽が頭を出しています。裸の木々もよく見るとつぼみが沢山付いています。長くて厳しい冬を耐えた生命が静かに育っているのです。早朝から降り続いた雨も、植物にとっては天の恵みだったのでしょう。
 いつもメールで励ましてくれる友だちが、「身体の声を聞いてあげてね」と言ってくれました。何かに気を取られていると、ちょっとした不調のサインも見逃しやすいものです。そばで観察してくれる人がいない分、自分で気をつけていかなければならないなと思いました。
 間もなく4月に入りますが、今晩からは少し寒の戻り。みぞれが降るかもしれないということです。こういう季節の変わり目は体調を崩しやすいので、皆さんもご自愛くださいね。

2009年3月22日日曜日

引き分け


 正直言って、一人で暮らすことがこんなに寂しいものだとは想像していませんでした。喜んで食べてくれる人がいなくては、料理の楽しみも半減です。つい量を多く作ってしまうので、同じものを続けて食べたりしています。毎週の事務所の掃除も、一人ではなかなかはかどりません。

★バッファローも好き
<家族と友だち>
私の慣れない一人暮らしを気遣って、義父母や友だちが食事に誘ってくれます。馴染みの顔に囲まれる安心感は、何ものにも変えられません。
<広さ>
住まい、道路、スーパーの店内…等々、久しぶりに日本に帰ったら、なんだか窮屈に感じてしまいました。家が広いと手入れは大変ですが、のびのび過ごすことができます。
<Hello>
職場でも買い物中でも、知っている人はもちろんのこと知らない人にでも、気軽に声をかける習慣はよいものです。これは日本に帰ってからも、続けていきたいと思います。

写真:エリックが発つ前にと、ハワードがチキンウィング(手羽先)をご馳走してくれました。(2月末撮影)

2009年3月17日火曜日

午前4時


 時差ボケで眠れません。日曜の夜遅くに帰宅して、昨日はほとんど一日中寝てしまいました。身体はまだ疲れているから、横になればウトウトするだろうと思っていたのに、夜が更けるにつれ目が冴えてきました。

★やっぱり日本が好き
<母の味>
神戸から実家のある碧南に慌しく帰省しました。竹の子の煮物、具沢山のうどんなど、久しぶりの母の料理をしっかり味わいました。
<お風呂>
追い炊きできる浴槽で肩までお湯に浸かれることの幸せ。「あぁー…」と、つい声が出てしまいました。
<富士山>
2週間の滞在中ほとんど毎日曇っていたのに、日本を発つ日になって憎らしいほどの快晴。飛行機から見下ろした日本美人は雪化粧を施し、上品に白く輝いていました。

 せっかくこんな時間に起きているので、エリックに電話しようと思います。夜明けまでにはまだ少しあるので、その後もう一度布団に入ってみるつもりです。

2009年2月27日金曜日

準備完了


 去年の夏にプリンス・エドワード島で買ったロブスターの缶詰を大事に取っておいたので、日本に帰る前に使うことにしました。マカロニ・チーズは子どもに人気の料理ですが、シーフードを加えると大人の味に早代わりです。

★レシピ:ロブスター・マカロニ・チーズ
材料(2人分):マカロニ等のショート・パスタ110g、バター大さじ1、玉ねぎ1/2個、にんにく1片、小麦粉大さじ3、牛乳240cc、ロブスター1缶(200g程度)、チェダー・パルメザンなどの刻みチーズ240cc、パン粉大さじ2、塩・こしょう適宜、ナツメグ少々
作り方:オーブンを200℃に余熱、マカロニを少し固めにゆでます。フライパンでバターを溶かし、小ボールに移します。フライパンに残ったバターでみじん切りの玉ねぎとにんにくを炒めます。小麦粉を加えて1分炒め、牛乳を加えてよくかき混ぜ、沸騰したら弱火にしてとろみがつくまで煮ます。塩・こしょう・ナツメグで味付けしたところに、ロブスター・パスタ・チーズを入れて混ぜ、耐熱容器に移します。小ボールのバターとパン粉を混ぜ、これをふりかけてオーブンで約15分。サラダを添えて、どうぞ。

 さて、4つのスーツケースに本や衣類を詰め、バッファローを発つ準備ができました。フライトはシカゴと東京で乗り継ぎがあり、こんな大荷物でスムーズに移動できるかどうか不安です。でも、きっとなんとかなるのでしょう。
 今回、私はパソコンを持参しないため、ブログは3月中旬にバッファローに戻るまでお休みさせていただきます。

2009年2月21日土曜日

お墓参り


 バッファローのこの冬は厳しく、1977年以来の寒さだったということでした。(過去形で表現したのは、もう冬は折り返し、春に向かっているという希望があるからです。)大きな吹雪はなかったものの、積もった雪が解けないうちに新しい雪が降り、地面の覆われている状態がふた月ほど続きました。この気候に慣れてくると、気温がマイナスでなければ暖かいと感じるようになります。先週あたりは天気の良い日が続いて雪も解け、乾いた地面を見たら出かけずにはいられませんでした。
 そこで、エリックの祖父母のお墓参りをすることにしました。久しぶりに見る墓石には明るく陽が当たり、二人が笑顔で迎えてくれているようでした。エリックの就職としばらくバッファローを留守にする旨を報告し、園内を少し歩きました。人生の節目に先祖のお墓を訪れるのはいいものです。